これは『月刊KONMA08』(Vol.03)の過去記事をカテゴリー別に分け記事を加筆・再編集したものです。
新実のとびら Vol.3
『虫の知らせ』を体験したことありますか?
というのも今年の2月下旬になりますが。
いつも猫の秋ちゃんと風ちゃんに会いにこちらメ~さんことメ~プルさんのブログに『虫の知らせ』のことが書いてありまして。
みなさん御存じ猫の秋ちゃんと風ちゃんがお迎えしてくれるブログ。
いやいやブログを書いておられるメ~さんの明るさと優しさと二匹のネコちゃんの『おちり 』に癒されるホッとするブログであります。
そこで昔自分が体験した『虫の知らせ』のことを思い出しまして…
少しらしくないかもしれませんが書いてるのは間違いなく私KONMA08ですので。
……
小学校4年生の時にその友達Oは引っ越してきた。
人の心を土足で上がる私なのでOとはすぐに友達になった。
一緒に『Oh!透明人間』なるHなマンガを読んだり裏山にエロ本の残骸を拾いに行ったりこっそりエロビデオ見たり…ん?エロばっかりやん。
いやいや。朝から晩までサッカーボールも追いかけてた…
もちろん女の子も…。
そんな青春時代をともにOと過ごした。
が中学3年生になる春にOは引っ越しをした。海外に…。
引っ越しをする前日にどうしても告白したい子がいるから付いてきてくれと。
だから付いて行ったが見事に玉砕。
笑いながら缶ジュースを飲んだのが最後であった。
しばらくは手紙のやり取りをしていたが高校生になり音信不通となる。
高校を卒業し専門学校に通うようになった19歳の夏休み。
部屋の整理をしていたらOからの手紙が出てきた。
『懐かしいなぁ』と思い久しぶりにOに手紙を書いた。
一週間後に返事が届いた…差出人はOの母。
『ん?どっかで独り暮らしでもしてるんかな?』
なんてことを思いながら手紙を読んだ。
『!!!』
……
……
Oは2週間前に亡くなっていた…
気持ちの整理のついていないOのお母さんの手紙に涙した。
『海外での生活が寂しかったみたいです』と。
……
……
あれから25年以上の年月が流れた…
『もしも』は嫌いや。
やけど、もしも今のように簡単にメールなどで連絡が取れてたらどうなっていたのかと思ってしまう。
似たような経験は20代にかなり体験した。
そして全て『虫の知らせ』があったように思う。
本当に知らせを運んでくれたのか…その真実は分からない。